ムカデ人間 (公式サイトはこちら

ムカデ



 わりと有名な胸糞映画です。B級レビューの一発目がこれかよ、と思う方、

ごめんなさい。



 こういったグロさを全面に押し出した映画は苦手なので今まで意図的に避けていたのですが、この度興味が出まして見てみることにしました。

 レンタルを字幕版で視聴しました。あまりに内容があれ過ぎて、グロ耐性がない方は見ていると気分が死ぬかもしれないです。


 あらすじ

かつてシャム双生児の分離手術の名医であったドイツ人、ヨーゼフ・ハイター博士には、これまで自身が行ってきた分離手術とは反対に、人間の口と肛門を繋げて「ムカデ人間」を創造したいという密かな願望があった。ある日、旅行中のアメリカ人女性リンジーとジェニーが車で移動中にタイヤがパンクし、ハイター博士の家に救助を求めてくる。ハイター博士は願望を実現すべく、何も知らない二人を快く迎え入れる。(Wikipediaより抜粋)

 

ストーリー   

キャラクター  

世界観     

ホラー度    

グロ/エグ度  
 

総合      

おすすめ度   



【以下ネタバレ注意!】
 

 内容は、まあ大体あらすじを見ての通りです。これ以上でも以下でもありません。ストーリーはあってないようなものなので、そこは期待しない方がいいと思います。特に怖くはないです。後、繋ぐ人数は三人だけなので、思ったよりムカデ感はないです。
 
 ただ、三人が繋がれるまでの過程の描写がエグい。

 手術過程は描かれてないですし、別に映像的には全くグロくないのですが、今からつながれる三人の悲痛な叫びが胸に刺さって痛いです。個人的にはホステルSAW2レベルで心が削られました。
 
 私は映像がグロいのは全然大丈夫なのですが、「これ絶対痛いやんやめたげてよぉ!」と思わせるような心を抉ってくる展開に弱いので、精神が死にかけました。一転、人間を繋いだ後は

 外で楽しくお散歩したり

 みんなでお食事したり

 博士にかみついてキャッキャうふふしたり

 と楽しそうでした(大嘘)。別に繋いでからの後半はさしてエグくなかったです。
 

 最後の方になって、行方不明者を探しに博士の元を二人の警察が訪ねてきますが、その時博士は何を思ったか彼らを睡眠薬で眠らせてムカデの仲間入りさせようとします。

 少し考えれば、警官が事情聴取に向かった先で行方をくらましたとなると、全力の捜索が入って即バレ逮捕コースだと思うのですが、天才博士はあまりそういった世俗的なことは気にしないようです。

 ただ警官も警官で、令状をもって押し入った先でムカデ人間になってしまった被害者たちを見つけても、そっちの保護より博士の逮捕優先で全力のスルー。いや、無線使えよ。まず応援呼べよ。結果警官は二人とも博士に撃たれて死亡。なかなかの無能っぷりです。

 

 そして今作一番の見どころのムカデ化ですが、上で述べたようにとにかく心が痛いです。被験者に感情移入してたので、精神的に死にかけました

 それとどうでもいいですけど、ムカデ人間の先頭はなぜか日本人男性です。どうも先頭役をやるはずだった役者さんの代役として抜擢されたらしいのですが、いやぁ見ていてびっくりしました。
 
 ムカデ化された後、後ろのアメリカ人二人は口が前の人の肛門とつながっているので言葉を話せません。そんな中まさかの日本人がトップ。博士はムカデ人間に英語?で命令したりするのですが、先頭は日本語しか話せないので意思疎通が全然うまくいきませんしかもそれを見ていて博士イライラ。いや、お前が悪いんだろと。

それにまあ、ツッコミどころも多々あります。そもそも天才外科医さんですので手術で人間を繋げること自体はできそうですが、なんと繋がれた真ん中と尾部にあたる女性二人の養分は、一人目のおっさんの糞。想像すると吐き気がしますが 

(糞ってそんな養分あるんかなぁ……すぐ身体衰弱して後ろ二人死にそうやけどなぁ……)

と、どうしても別方向に思考がいってしまいますまた、博士は人間をムカデ化する際に

「三つの生命体を繋げて一つの生命体にするんや!」

的なことを言っていますが、実際は三人とも別々に意識とかあるので全然一つの生命体じゃないです。そのことばっかり頭に残りました。

 総じて、映像的には若干お粗末ですが、前半は特に心が痛くなりますもちろん胸糞悪いです。

 お勧めはしませんが、特にホステルとかの理不尽グロ大歓迎
な方は是非どうぞ。

 
それと、視聴後の胸糞悪さを緩和するための手段は用意しておいてください。私は友人から借りたひだ〇りスケッチのん〇んびよりを読んで回復しました。