2015年B級映画レビュー総まとめ

 今年も残すところあとわずかとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。コミケ行って来たというあなたも、家族で過ごしているというあなたも、友達と飲みまわっているというあなたも、連邦のレイダーどもの頭を吹き飛ばす作業で忙しいというあなたも、「年末年始とか普通に仕事なんだが?(半ギレ)」という可哀想なお友達も、まあとりあえず死霊の盆踊りでも見て落ち着きましょう(冷静) 

 さてこの記事では、溜まりに溜まった1年分の映画のレビューをまとめ、その中から特におすすめだったものを何本か取り上げるという雑な企画を行ないます。とりあえず、今年の出来具合はどんなものだったのか見てみましょうか。

総合評価A……  0本
総合評価B……16本
総合評価C……50本
総合評価D……28本
総合評価E……  3本

合計→97本


 いや、なんというか、ちょっと不作が過ぎるような……? A評価は「本当に文句のつけようがないくらい面白い」ものにしか付けておらず、基本的に総合評価B+が最高峰という基準で付けているので0本という結果にも納得がいくのですが、それにしたってD評価の数がB評価の倍近くあるというのはちょっと……。これまた基本的に、つまらないと思ったものはD評価、面白いと思ったものは B 評価になっているので、もう少しBが多くても良かったんじゃあ、と思います。来年はもっと豊作になればいいなぁ。


 では以下には、今年見た映画の中で、もう一度皆さまにおすすめしたい映画を取り上げていきたいと思います。

おススメ①
【モスキートマン(総合評価B)】
ディナータァァァァァイム!!!!

【あらすじ】 
世間では蚊による媒介性ウイルスが蔓延。ワクチンの開発が急務となっていた。ある日ジムは務めていた研究所に解雇を言い渡され、さらに妻の浮気を目撃し、泥酔しているところを科学者に拉致される。だが、彼に行われた人体実験は失敗に終わり、蚊の特性と驚異的な身体能力を持つ「モスキートマン」へと生まれ変わってしまった!新たなるダーク・ヒーロー="モスキートマン"誕生、哀しき運命を背負った男の愛と復讐の物語! 

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 B級ネタ映画の中でも、個人的にかなりお気に入りの作品です。魅力的なキャラクター、テンポの良いストーリー、ハイレベルなセンスとなかなかの掘り出し物。人を選ぶ映画だとは思いますが、是非一度見ていただきたい映画です。



おススメ②
【メガ・スパイダー(総合評価B+)】
メガスパイダー

【あらすじ】 
究極の融合生命体≪エイリアン×蜘蛛≫、現る! ! 

お人好しの害虫駆除業者・アレックスは、虫に刺された腕を治療する為、病院を訪れていた。
そこで彼は遺体安置室に潜む毒グモの駆除を、治療代を無しにする条件で引き受ける。
警備員のホセの協力を得て、安置室から通気口に潜入した彼は、異常に粘着力の強いクモの巣を発見、
更に奥に進んだ彼は病院の地下へとたどり着く。
そこで彼は妙にデカいクモを追い詰めるのだが、突然、「伏せて! 」の声とともに銃声が鳴り響く。
それは米陸軍、特殊部隊所属の美女・カーリーが放ったものだった。
しかし、そのクモは10キロはあると思われる下水道のフタを動かし、街へと消えていった。
今、未曾有のパニックが始まろうとしている・・・・・・。

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 間違いなく、今年見た映画の中でも1,2を争う良作です。モンスターの魅せ方が非常に上手く、登場するモンスターは1種類だけであるにもかかわらず、最後まで飽きることなく楽しめました。「あと一歩何かあれば……」という物足りなさもご愛嬌。面白いモンスター映画を見たい! という兄貴姉貴におすすめの一本です。



おススメ③
【パラサイト・クリーチャーズ(総合評価B-)】
パラサイトクリーチャーズ

【あらすじ】 
科学者と共にアルプス山脈で気象調査を行っている観測基地の管理人ヤネク。
ある日、観測機器故障のため山深くに向かった彼らは、氷河の一角が紅く染まっているのを発見する。
しかし変異した氷河の調査を開始した矢先、狂犬病に感染したらしきキツネに愛犬が襲われてしまう。
治療のため基地に戻ったヤネク達だが、突如彼らに未知の生命体が襲いかかる。
何とか生命体を撃退するも、ほどなくして紅く染まった氷河を分析した科学者の口から驚愕の事実が告げられる。
彼らを襲う生命体の正体とは! ?果たしてヤネク達は生き延びることができるのか! ?

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 こちらは、既存の生物同士の交配によって産まれた新種の生物を相手にサバイバルをする映画です。「既存種同士の交配によって新種が産まれる」という面白い設定に魅せられたというのが、今回のおススメに抜擢した理由です。イマイチその設定を活かし切れていないという問題はあり、そこをクリアしていれば評価はもっと上がったと思うのですが、そういうことを抜きにしても楽しめる良作だったと思うので、是非どうぞ。



おススメ④
【ゴースト・オブ・ザ・デッド(総合評価E+)】
ゴースト

【あらすじ】 
霊が現れるという屋敷に集められた4人の女性。屋敷の主・筑波は4人に屋敷で起こる霊現象の調査を依頼する。しかし、筑波には別の目的があった。4人はそんな事も知らず調査を始めるが…。 

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 「面白い映画が見たけりゃA級映画でも見てろ! B級はつまらない映画こそ至高なんじゃ!」という変態なあなた向けにはこの一本をご用意しました。同じく今年E評価を獲得している「 アイランド ゴミ 」や「 ブリザード・エッジ ゴミ 」と並べてどのゴミを挙げようか悩みましたが、その二本は真面目に作ってこの出来になったという感じが漂っているのに対し、この「ゴースト・オブ・ザ・デッドゴミ」はネタっぽさを出すためにワザとこんな出来にしているんだろうということが分かっていても真顔になるくらい面白くないという別格の仕上がりになっていたので、この映画を抜擢しました。時間をドブに捨てたくてたまらない方はどうぞ。時間のありがたみを知ることが出来るでしょう。

 以上、2015年のレビュー総まとめでした。


 最後に、皆様方の御健勝と御多幸と、面白いB級映画を引ける運の向上と来年の豊作を心より祈念いたしまして、今年最後のあいさつとさせていただきます。

 それでは皆様、良いお年を。