ヘルケバブ
ヘルケバブ
 本当に何でもない導入シーンだったのでかなりうろ覚えなんですけど、「捕まえた女をホテル連れ込んでいざヤろうとしたらTNP♂がついてたけど退くに退けないから気にせずそのままヤった」とかいうホモの警官の世間話が一番面白かった。トルコ警察はホモ。
 映画の内容は……

 レンタル版を吹き替えで視聴しました。まずはAmazon先生のあらすじ&予告編からどうぞ。

【予告編】


【あらすじ】
ある夜、仲間からの応援要請を受け、人里離れた山奥へ向かった5人の警官。そこには不気味な廃屋が佇み、無人のパトカーがライトを照らしたまま乗り捨てられていた。そこら中に、肉塊のようなものが吊るされた不気味な屋敷。懐中電灯の光だけを頼りに、恐る恐る奥へと進んでゆくと、警官らしき姿の男が、繰り返し壁に頭を打ち付けている。すると正気を逸し、言葉も話せないその男は、震える手で壁の向こうを指差した。恐怖を感じながらも、ひとりの警官が覗き込むと、そこでは地獄のような拷問と禁断の儀式が行われ、溢れる鮮血と死の匂いがあたりに充満していたのだった…。

ストーリー………D
キャラクター……C
グロ度……………C
設定………………D

総合………………D
おススメ度………D


【良い点】
・ホモの話が面白かった

【悪い点】
・クッソ説明不足でブン投げたストーリー
・グロ描写もありがちでクオリティが中途半端


 導入部分以外何一つ面白くない映画です(辛辣)。ストーリーは説明不足、かつ無駄に難解なループものの構成にしているせいでクッソ分かりずらく、ハッキリ言って話の半分も理解できませんでした。実際のところは知りませんが、やりたいストーリーがきちんとあってループものを作った、というよりは、ループもの作りたいがために色々詰め込んでみた結果、グッチャグチャで意味不明な未完成品が出来上がってしまった、という印象を抱かされた映画です。おじさんはねぇ……無駄に難解なだけで説明放棄してるループ系映画が大っ嫌いなんだよ(憎悪)





【以下、ネタバレ注意!】






意味分からなさ過ぎてイラついてきた(真顔) 
 あと、ケバブ要素はどこ……ここ……?
 
 さて今作ですが、緊急連絡を受けたホモの警官5人組が現場に急行してみたところ、そこにはカエルちっくな変態人間が大量に蠢いて盛りあっていたので、こっそり帰ろうとしたら全員捕まって腹裂かれたり目玉抜かれたり首筋搔っ切られたりして、最終的には敵教祖の頭の鍵アナ(意味深)に鍵をブッ刺してループして車に轢かれるお話です。こんな説明じゃ意味分からないと思うけど本編もこれくらい意味分からないぞ(憤怒)
 あとホモの警官を強制的に腹ダルダルの変態糞ババアと交尾させる拷問には震えた(戦慄)

 ではそんな今作について、正直あんまり書くこともないんですが中身の詳細な評価を。とは言え良い点といえば、最初の導入部分の「女をホテルに連れ込んだと思ったら男根付いてたけど折角だからブチ込んだ♂」という話が面白かったことくらいしかないので、以下は気に入らなかった点のオンパレードになります。こんな意味不明なストーリーの上、グロくも怖くもテンポ良くもない映画に慈悲はない。



 というわけで、悪い点です。今作の悪い点は、 とにかくストーリーが難解で説明不足が過ぎるということと、そもそもグロをはじめとした各種要素が中途半端で微妙だということです。特に前者は大問題。


 まずこの映画、パッケージでRー18表記くんが無駄に出しゃばっていることを見ても分かるように、おそらく最大の売りはスプラッター、つまりグロ要素です。しかしこれ、はっきり申し上げて非常に微妙な出来というか、ありがちな出来栄えを逸脱出来ていないと言いますか……。いやまあ、確かにグロいはグロいんですけど、例えば縛り上げて腹を裂いて殺したり、目玉くり抜いたり、首元を掻っ切ったりっていう今作のグロいシーンは全て、映像の出来栄え的にそれ自体が見せ場になる程のインパクトはなかったですし、また単に、縛りつけて無抵抗の相手をちょっと刺す場所変えて殺すだけっていうのを3回も繰り返すといのは、ありきたりすぎて面白みに欠けます

 そしてそれ以外にまともなグロ描写と言えば、変態目隠しカエル人間が生きてる人間で遊んでるシーンがチラチラ映ったりするくらいしかなく、全体的にとにかくパンチ不足。そんなような理由で、グロ描写の出来については並以下と言わざるをえませんでした。またそれと合わせて、ホラー描写も微妙の一言に尽きます。


 しかしまあ、これらについてはまだいいんですよ。いや、良くはないんですが、グロ描写やホラー描写がお粗末なのはまだ我慢できます。今作において我慢ならないのは、ストーリー展開の遅さと内容の意味の分からなさ、お前たちだよ。

 今作のストーリーですが、前半は無駄にグダグダした展開や突然ワープしたみたいに夢の中入る部分とかを除けば、「無線で応援要請のあった場所に行ってみたら地下にやべぇ奴らがひしめいてた」という具合で非常にシンプルなのですが、警官たちが捕まって監禁され、そこに謎の教祖っぽいおっさんが登場する、という映画の後半に差し掛かったあたりから、もう話の内容が複雑難解すぎてついていけなくなってくるんです。というか、難しいとかではなくとにかく説明不足で意味が分からないという方が正しいでしょう。

 どうも、今作の話はループものらしい、ということだけは分かったのですが、じゃあそもそもこの敵の教祖って何なんだよってこととか、なんか主人公は特別な存在っぽいけどどこがどう特別で一体何者なのかとか、ループを抜けるキーアイテムであるらしい鍵って何の鍵だよとか、もう意味が分からないことが多すぎる。分からないというか、 「ちゃんと設定考えてあるの?」と言いたくなるくらいクッソいい加減な投げやり展開が続く&そのまま終わるので、意味が分からなさ過ぎて退屈だわ見ていて面白くないわ見終わってもスッキリしないわで、とにかく見ている間は退屈さと苦痛しか感じないのです。

 というか、真偽はともかくとして、個人的にはこういう「説明不足&内容小難しくしとけばストーリーのガバさも多少誤魔化せるやろ、細かいことはいいからとりあえずループさせたろ!」みたいな姿勢が透けて見えるようなクッソ安易なループものが死ぬほど嫌いなので、もう後半はイライラしてきて全然楽しめませんでした。



 総評ですが、クソだよクソ! ケバブ要素が一切ないのは、まあ百歩譲って良しとしても、こんな説明不足&グッダグダなループもの見せられて、グロ描写も大したことなし、ストーリーも理解不能、おまけに展開も遅いとなれば、もう楽しめるわけねぇな? 幸いなことに、導入の世間ホモ話が面白かったので評価はDに落ち着きましたが、個人的には全くおススメできません。